8月15日の終戦の日や原爆を投下された広島や長崎での式典などに言及した小泉は、「どちらの市長さんも凄いスピーチが立派だったなと」と感想を述べた。最近では、若い世代が終戦の日すら知らないことが問題視されており、「テレビでほとんどやってない、その時期に。例えば“はだしのゲン”とか“火垂るの墓”とか毎年テレビでやってたのが、全然(今は)やんないですよね」と指摘。「そりゃ、若い人だって知る機会がない。だって、おじいちゃんやおばあちゃんだって戦後生まれになっちゃってるじゃん。私たちがおばあちゃんの世代だから、もう」と続けた。
ともにパーソナリティを務めるミュージシャンで音楽評論家の近田春夫は1951年生まれで、「小学校の頃って終戦からそんなに経ってなくて、小学校であんまり先生が教えなかった」と振り返り、「だから、僕ら(の世代)は意外とその実感がなく小さい頃育っちゃった」と語った。
これを受け、小泉は「私は戦争があったとか、終戦の日とか凄く教わったし、話題になってたけど、何か悲しい感じというのを教わってた気がする」と当時を回顧。「一方的に日本は攻められて負けてしまったみたいな“ムード”だったの。自分が捉えてたのは」とし、「でも、大人になって、ちゃんと戦争のことを知ると、そうじゃなかったんだという印象ですよね」と戦争の実態を大人になって理解したことを明かした。そして、「でも、私が子供の頃はそういう“ムード”で伝えられていたっていう感じがあって」と違和感を口にした。
戦争を起こさないためにも、戦争について考えることが必要という話の流れになると、小泉は「そういう機会をあんまり与えてないな、大人たちがっていう気がするし、今、改憲しようという動きがあったりするけど、再び戦争に進んでしまう可能性が高まるじゃないですか。だから本当に、やだなって思ってます」と正直な気持ちを述べた。
全文はソースで 最終更新:8/25(日) 21:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b4e6848d139de07466d83eb0ec1466b16e7cdf8
引用元: ・小泉今日子 改憲の動きに「戦争に進んでしまう可能性が…」戦争知らない若い世代には「知る機会がない」 [首都圏の虎★]
コメント